
坂木 司 著。
『シンデレラ・ティース』という同じ著者の小説の主人公の友人が主人公の話。ややこしいな。
日常の謎解きがメインなのですが、主人公のヒロちゃんはしっかり者の女子大生。ひと夏のアルバイトで様々な経験をします。
『この世には「だらしない人間」が驚く位多く存在すること』『そんな人間と関わらずに生きていくことは不可能に近い事』を「大人」は知っています。
真っ直ぐすぎて他者を許せないことは、時に周りを傷つけ自分も傷つくと徐々に判っていく主人公が愛しくなります。
作中に出てくる人物がヒロちゃんに説く『正しさは尺度にならないんだよ』が心に残ります。
[2回]
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